プラスチック資源循環を推進する生駒化学工業グループ
バイオマスプラ、リサイクルプラの将来への取り組み
マスバランス方式の導入 ISCC PLUS 認証を取得
株式会社生駒化学工業（本社・横浜市戸塚区 代表取締役社長・生駒哲也）は、循環型社会実現へとつながる、プラスチックに係る諸課題の解決に貢献すべく、バイオマスプラスチック、リサイクルプラスチックの、積極的かつ具体的な導入への取り組みとして、マスバランス方式の認証システムのひとつである、ISCC PLUS認証を、グループ全事業所で取得しました。
当社グループでは、食品容器製造に関わる事業活動において、創業時より、安全安心な製品の提供はもちろん、製品に用いられるプラスチック使用の最適化、安全な循環利用に、一貫して取り組んでまいりました。
ISCC PLUS認証に基づいたマスバランス方式によって、今後は、バイオマス由来の特性を割り当てた原材料を中心に、持続可能な素材を用いた認証製品を製造、販売いたします。
☆ ISCC PLUS認証とは
・ISCC（International Sustainability and Carbon Certification 国際持続可能性カーボン認証）と
は、持続可能性および炭素に関する国際認証であり、ISCC PLUS認証はEU域外で生産され全世
界に販売される持続可能原料についてサプライチェーン上で管理・担保する認証制度です。
☆ マスバランス方式とは
・バイオマスプラスチックなど持続可能な素材の普及のため、製造コスト、供給量について市場性
を高めるひとつの方法として、現在ある石油化学工場設備を利用して、バイオマス原料を石油由
来の原料に混合投入し、製品（プラスチックなど）を製造することとします。その際に、投入し
たバイオマス原料と、そこから生産される製品に含まれるバイオマス由来成分の重量（マス）の
釣り合い（バランス）が取れていることを記録し、サプライチェーン上で、最初のバイオマス原
料投入量が、最終製品（食品容器など）まで、一定の範囲で保持されていることを、第三者機関
の認証を受けたサプライチェーン全体で、投入量、生産量の記録を順送りに伝えて、担保する方
式のことです。
・専用の製造設備への新規投資が不要で、認証を受ければ、現在使用している材料が、そのまま使
用できるため、持続可能な素材普及のハードルを下げる効果が期待できます。
☆ アイケープラストは、ISCCの最新の規定に則り、ISCC PLUS要求事項に準拠することを約束し
宣言します。